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インスタのアルゴリズム徹底解説【2026年版】

読了時間: 9分

「アルゴリズムに嫌われてる」と思ったら、まずこの記事を読んでください

「投稿しても全然リーチが伸びない」「前はもっと表示されてたのに、急に見られなくなった」——こういう経験、ありませんか。Instagramを運用していると、一度は「アルゴリズムに嫌われてるんじゃないか」と思うタイミングが来ます。

でも、Instagramのアルゴリズムはあなたを「嫌う」ような仕組みにはなっていません。アルゴリズムは単純に「ユーザーが求めるコンテンツを、最適な順番で表示する」ためのシステムです。リーチが落ちているなら、アルゴリズムが求めるものと、あなたが出しているコンテンツにズレがあるだけ。

この記事では、2026年現在のInstagramアルゴリズムの仕組みを、フィード・ストーリーズ・リール・発見タブの4つに分けて解説します。仕組みを理解すれば、何をすればリーチが伸びるのかが自然と見えてきます。

そもそもアルゴリズムとは何か

Instagramのアルゴリズムとは、「どの投稿を、誰に、どの順番で表示するかを決めるルール」のことです。

Instagramが時系列表示だった時代(2016年以前)は、フォローしているアカウントの投稿が新しい順に表示されていました。でも今は違います。フォローしているアカウントが多いほど、全ての投稿を見ることは不可能。そこでアルゴリズムが「このユーザーはこの投稿に興味がありそうだ」と判断して、表示する投稿を選別し、順番を決めています。

重要なのは、Instagramには「1つのアルゴリズム」があるわけではないということ。フィード、ストーリーズ、リール、発見タブ——それぞれに別のアルゴリズムが動いています。だから「フィード投稿は見られるのにリールは伸びない」とか「リールは好調なのにフィードのリーチが死んでる」ということが起きる。

フィードのアルゴリズム

フィード(ホーム画面のタイムライン)に表示される投稿の優先順位は、主に以下の要素で決まります。

関係性の深さ

あなたとそのフォロワーの「関係性の深さ」が最も重要な要素です。過去にいいね、コメント、DM、ストーリーズへのリアクションなどのやり取りが多いフォロワーほど、あなたの投稿が優先的に表示されます。

逆に、一切やり取りがないフォロワーには投稿が届きにくくなる。フォロワーが1万人いても、実際に投稿を見てくれるのは普段からやり取りがある一部のフォロワーだけ、ということはよくあります。

投稿の新しさ

時系列は完全には無視されていません。より新しい投稿の方が、古い投稿より優先的に表示されます。ただし、数時間前の投稿でもエンゲージメントが高ければ、数分前の投稿より上に表示されることがあります。新しさは「絶対的な基準」ではなく「加点要素」くらいの位置づけです。

投稿への興味度

アルゴリズムは、あなたのフォロワーが過去にどんなジャンルの投稿に反応してきたかを学習しています。料理系の投稿によく反応するフォロワーには、あなたの料理投稿が優先的に表示される。つまり、ジャンルの一貫性を保つことが重要。ジャンルがバラバラだと、アルゴリズムが「この投稿はどのフォロワーに見せるべきか」を判断しにくくなります。

フィードで投稿を上位表示させるには

フォロワーとの関係性を深めることが最優先。具体的には、コメントに返信する、ストーリーズでアンケートや質問箱を使ってフォロワーと双方向のやり取りを増やす、DMに返信する。これらの行動がアルゴリズム上の「関係性スコア」を上げて、フィードでの表示順位を押し上げます。

投稿のタイミングも重要。フォロワーがアクティブな時間帯に投稿することで、投稿直後のエンゲージメントが高まり、その後のリーチも伸びやすくなります。インサイトでフォロワーのアクティブ時間を確認して、そこに合わせて投稿しましょう。

フィードに表示されるコンテンツの優先順位

2026年のフィードでは、リール>カルーセル>画像1枚の順で優先表示される傾向があります。Instagramはリールの露出を強化し続けているため、フィード上にもリールが頻繁に表示されるようになっています。

カルーセル投稿(複数枚スワイプ)は、1枚目でスワイプされなかった場合に、2枚目を表示する形で再びフィードに出現することがある。つまり、1回の投稿で複数回の露出チャンスがあるのがカルーセルの強み。保存率も高い傾向にあるため、フィード投稿を出すならカルーセルが最も効率的です。

ストーリーズのアルゴリズム

ストーリーズの表示順(画面上部のアイコンの並び順)も、アルゴリズムで決まっています。

表示順を決める要素

フィードと同じく「関係性の深さ」が最重要。頻繁にやり取りしているアカウントのストーリーズが先頭に表示され、やり取りが少ないアカウントは右端に追いやられます。右端に行くほど、そのストーリーズは見てもらえなくなります。

ストーリーズの投稿頻度も影響します。毎日ストーリーズを投稿しているアカウントは、たまにしか投稿しないアカウントより表示順で優遇される傾向があります。ストーリーズは「出し続ける」ことが基本戦略です。

ストーリーズでアルゴリズムを味方にする方法

インタラクション機能を積極的に使う。アンケート、クイズ、質問箱、スライダー、カウントダウン——これらの機能を使うと、フォロワーが「タップする」というアクションを起こすので、アルゴリズム上の「やり取り」としてカウントされます。

特にアンケートとクイズは、タップ1回で参加できる手軽さがあるため、回答率が高い。毎日のストーリーズに1つはインタラクション機能を入れておくと、フォロワーとの関係性スコアが継続的に上がっていきます。

ストーリーズの投稿頻度は1日3〜5本が理想。朝・昼・夜に分散させて投稿すると、1日を通じてフォロワーのストーリーズ一覧の先頭付近に居続けることができます。ただし10本以上は多すぎ。途中で見るのをやめられてしまうので、量より質のバランスが大事です。

リールのアルゴリズム

リールのアルゴリズムは、フィードやストーリーズとは大きく異なります。最大の違いは、「フォロワー外のユーザーにも積極的に配信される」という点。フィードが既存フォロワーへの表示を最適化するのに対し、リールは新規ユーザーへの露出を最大化する仕組みになっています。

リールの配信プロセス

リールを投稿すると、まず少数のユーザー(一部のフォロワーや、あなたのジャンルに興味がありそうなユーザー)に表示されます。この初期配信での反応が良ければ(完視聴率が高い、保存やシェアが多い)、次のグループにも配信される。そしてそのグループでも反応が良ければ、さらに広いグループへ——という段階的な拡散プロセスです。

逆に、初期配信での反応が悪ければ、そこで配信が止まります。だからリールの最初の数時間の反応が極めて重要。投稿直後のエンゲージメントを最大化するために、フォロワーのアクティブ時間帯に投稿することが大切です。

リールで重視される指標

完視聴率が最重要。リールを最後まで見た人の割合が高いほど、アルゴリズムは「このリールは面白い」と判断して、より多くのユーザーに配信します。

次に保存数とシェア数。「後で見返したい」「友達に教えたい」と思われるコンテンツは、いいねだけのコンテンツよりもアルゴリズムに高く評価されます。いいねは「いいね」程度の軽いアクションですが、保存やシェアは「わざわざ行動する」レベルの強い反応。その差をアルゴリズムは区別しています。

リプレイ率(同じリールを2回以上見た割合)も重要な指標。情報量が多くて一度では理解しきれないリールや、結末にオチがあるリールはリプレイ率が上がりやすい。リプレイが多いリールは「中毒性がある=良いコンテンツ」と評価されます。

発見タブのアルゴリズム

発見タブ(虫眼鏡アイコン)は、フォローしていないアカウントのコンテンツを発見するための場所です。ここに投稿が載ると、フォロワー外への大きなリーチが期待できます。

発見タブに載る仕組み

発見タブに表示されるコンテンツは、ユーザーごとにパーソナライズされています。Instagramは、各ユーザーが過去にどんな投稿に反応したか(いいね、保存、シェア、長時間の閲覧)を分析して、「この人は〇〇系のコンテンツが好き」と判断。その判断に基づいて、フォローしていないアカウントの投稿を発見タブに表示します。

つまり、あなたの投稿が発見タブに載るかどうかは、「あなたの投稿が、ターゲットユーザーの興味と一致しているか」で決まる。ジャンルの一貫性が重要な理由はここにもあります。

発見タブに載りやすいコンテンツ

保存率が高い投稿は発見タブに載りやすい。「後で見返す価値がある」と判断された投稿は、他のユーザーにとっても有益である可能性が高いからです。

エンゲージメント率が高い投稿も有利。フォロワー数に対するいいね・コメント・保存の割合が高い投稿は、「コンテンツの質が高い」とアルゴリズムに判断されます。フォロワーが少なくてもエンゲージメント率が高ければ、発見タブに載る可能性は十分あります。

ビジュアルの質も影響します。画像の解像度、色味の統一感、構図のバランス——Instagramはビジュアルプラットフォームなので、見た目の美しさもアルゴリズムの評価対象になっています。ぼやけた画像や暗い写真は、発見タブでは不利です。

発見タブに載るためにやるべきこと

「保存したくなる投稿」を意識して作ること。具体的には、ノウハウをまとめたカルーセル投稿、ステップ解説、リスト系のコンテンツが保存されやすい。「〇〇の方法5選」「〇〇完全ガイド」のような、後から見返す価値がある投稿を意識する。

投稿の初動を強くすることも大切。投稿後30分〜1時間のエンゲージメントが高い投稿は、発見タブに載りやすくなります。フォロワーのアクティブ時間帯に投稿し、ストーリーズで「新しい投稿出しました」と告知して、初動のエンゲージメントを底上げするのが効果的です。

alt テキスト(代替テキスト)の設定も忘れずに。投稿時に「詳細設定」から画像の説明文を入力できます。ここにキーワードを含めることで、アルゴリズムが投稿のジャンルをより正確に認識し、適切なユーザーの発見タブに表示されやすくなります。設定している人が少ないので、これだけで差がつきます。

アルゴリズムに「嫌われる」行動

アルゴリズムに嫌われるという表現は正確ではありませんが、アルゴリズムの評価を下げる行動は確実に存在します。

短時間での大量アクション

短時間に大量のいいね、フォロー、コメントを行うと、Instagramのbot検出システムに引っかかります。最悪の場合、アクションブロック(一時的に操作が制限される)や、アカウント凍結の原因になります。フォローバック狙いの大量フォローは特に危険です。

エンゲージメントグループ(いいねグループ)

LINE やDMのグループで「お互いの投稿にいいね・コメントしましょう」と組織的にエンゲージメントを水増しする行為。2026年のInstagramはこの行為を検出する精度がかなり上がっており、発覚するとリーチが大幅に制限されます。

なぜバレるかというと、毎回同じアカウント群が投稿直後にいいね・コメントするパターンを、アルゴリズムが「不自然な行動パターン」として検出するから。自然なエンゲージメントは、時間の経過とともにバラバラに発生しますが、エンゲージメントグループの反応は投稿直後に集中する。この不自然さをアルゴリズムは見抜きます。

投稿の急激な削除

エンゲージメントが低い投稿をすぐに削除する行為も、アルゴリズムにネガティブなシグナルを送ります。「この投稿は問題があったから消した」とアルゴリズムが判断して、次の投稿のリーチに影響する可能性がある。数字が悪い投稿でも、基本的には残しておくこと。どうしても見せたくないなら、削除ではなくアーカイブ(非表示)にする方がリスクが低いです。

コミュニティガイドライン違反

言うまでもありませんが、コミュニティガイドラインに違反するコンテンツは、アルゴリズムの評価が大幅に下がります。繰り返すと、投稿がリーチされにくい「シャドウバン」状態になることも。著作権侵害(他人の音楽や映像を無断使用)、スパム行為、暴力的なコンテンツなどが該当します。

ジャンルの頻繁な変更

先ほどから何度も触れていますが、ジャンルがコロコロ変わるアカウントは、アルゴリズムが「何のアカウントか」を判断できなくなります。今日は料理、明日はファッション、来週はペット——これだとアルゴリズムが混乱して、どのユーザーに投稿を見せるべきか決められない。結果として、誰にもレコメンドされなくなります。

ジャンルを変えたい場合は、新しいアカウントを作った方がいい。既存のアカウントでジャンルを変更すると、そのアカウントに蓄積されていたアルゴリズムの学習データがリセットされるのと同じ状態になるからです。

アルゴリズムを味方にする基本戦略

ここまでの内容をまとめると、アルゴリズムを味方にするための基本戦略は以下の通り。

ジャンルを1つに絞って一貫性を保つ。フォロワーとの双方向のやり取りを増やす。リールを中心にコンテンツを出し続ける。保存やシェアを意識した投稿を作る。投稿はフォロワーのアクティブ時間帯に出す。不自然なアクション(大量フォロー、エンゲージメントグループ)は避ける。

これらを地道に続ければ、アルゴリズムは自然とあなたの投稿を多くのユーザーに届けてくれるようになります。

ただし、ゼロからフォロワーを増やすにはどうしても時間がかかります。アルゴリズムの仕組みを理解した上で運用しても、最低3〜6ヶ月は覚悟が必要。その時間を短縮したい場合は、すでにフォロワーがついたアカウントを引き継ぐという方法もあります。Akabuyのようなマーケットプレイスでは、ジャンルを指定してアカウントを探せるので、アルゴリズムに認識されたアカウントをそのまま活用できます。

よくある質問(FAQ)

Q. シャドウバンされているかどうか確認する方法は?

A. 正確に確認する方法はありません。ただし、ハッシュタグのページに自分の投稿が表示されない場合や、リーチが突然ゼロに近くなった場合は、一時的なリーチ制限を受けている可能性があります。心当たりがある行動(大量フォロー、禁止タグの使用など)をやめて、1〜2週間通常の投稿を続ければ、多くの場合は回復します。

Q. アルゴリズムはどのくらいの頻度で変わる?

A. Instagramのアルゴリズムは常に微調整されていますが、大きな変更は年に数回程度。変更があった場合はInstagramの公式アカウント(@creators)で発表されることが多いので、フォローしておくと情報を追いやすいです。ただし、基本原則(ユーザーに有益なコンテンツを優先表示する)は変わらないので、小手先のテクニックより「良いコンテンツを作る」方が長期的には安定します。

Q. フォロワーを買うとアルゴリズムに影響する?

A. 影響します。購入したフォロワーは投稿に反応しないため、エンゲージメント率が極端に低くなります。アルゴリズムは「フォロワーが多いのにエンゲージメントが低い=コンテンツの質が低い」と判断するため、リーチが落ちます。さらに、Instagram のbot検出によって購入フォロワーが一斉削除されることもあります。

Q. ビジネスアカウントとクリエイターアカウント、どちらがアルゴリズムに有利?

A. アルゴリズム上の優劣はありません。どちらもインサイト(分析データ)が使えるプロアカウントです。ビジネスアカウントは広告や商品タグの機能が充実しており、クリエイターアカウントはDMのフィルタリングやカテゴリラベルの機能が便利。自分の用途に合った方を選んでください。

Q. 投稿を編集するとアルゴリズムに影響する?

A. キャプションの修正程度であれば、影響はほぼありません。ただし、投稿後にハッシュタグを大幅に入れ替えたり、キャプションを全面的に書き直したりする行為を頻繁に行うと、アルゴリズムに不自然と判断される可能性は否定できません。誤字の修正やリンクの追加程度なら問題ないので、気にしすぎなくて大丈夫です。