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TikTokのフォロワーを増やす方法【初心者向け完全ガイド】

読了時間: 9分

TikTokは「フォロワーゼロでもバズれる」唯一のプラットフォーム

InstagramやXでは、フォロワーが少ないうちは投稿がほとんど誰にも見てもらえません。でもTikTokは違う。フォロワーがゼロの状態でも、動画の内容さえ良ければ数万〜数十万再生されることがあります。

これはTikTokのアルゴリズムが、フォロワー数ではなく「コンテンツの質」で配信先を決めているから。つまり、TikTokはSNS初心者にとって最もチャンスのあるプラットフォームです。

ただし、「誰でもバズれる」と「簡単にフォロワーが増える」は別の話。動画が1本バズっても、フォロワーが増えるかどうかはアカウント全体の設計次第。この記事では、TikTokでフォロワーを着実に増やすための方法を、初心者向けに一から解説します。

TikTokのアルゴリズムを理解する

TikTokのアルゴリズムは、他のSNSと比べて「コンテンツファースト」の傾向が非常に強い。投稿者のフォロワー数や過去の実績よりも、「その動画自体がユーザーに受けるかどうか」で配信量が決まります。

段階的な配信テスト

TikTokに動画を投稿すると、まず少数のユーザー(100〜500人程度)にテスト配信されます。このテスト配信での反応が良ければ、次のグループ(1,000〜5,000人)に配信される。さらに反応が良ければ、その次のグループへ——という段階的な拡散プロセスです。

つまり、最初のテスト配信で高い評価を得ることが全て。ここで反応が悪ければ、配信はそこで止まります。フォロワーが0人でも10万人でも、このテスト配信の仕組みは同じ。だからフォロワーゼロでもバズる可能性があるわけです。

アルゴリズムが重視する指標

TikTokのアルゴリズムが配信先を決めるときに重視する指標は、以下の順番です。

視聴完了率が最重要。動画を最後まで見た人の割合。これが高いほど「面白い動画」と判断されて、より多くのユーザーに配信されます。

次にリプレイ率。同じ動画を2回以上見た人の割合。リプレイが多い動画は「中毒性がある」と判断されて、アルゴリズムに非常に高く評価されます。

シェア数。動画を他のユーザーにシェアした人の数。「人に見せたい」と思わせるコンテンツは、拡散のトリガーになります。

コメント数。動画に対するコメントが多いほど、「議論や反応を生むコンテンツ」として評価される。

いいね数。最も軽いアクションなので、他の指標と比べると重みは低い。ただし、いいね率(視聴数に対するいいねの割合)が高い動画は評価が上がります。

方法①:動画の長さを最適化する

TikTokでは、動画の長さが視聴完了率に直結します。長すぎると途中で離脱されるし、短すぎると情報量が足りない。

初心者は15〜30秒から

TikTokを始めたばかりなら、15〜30秒の動画から始めるのがおすすめ。短い動画は完視聴率が高くなりやすく、アルゴリズムに評価されやすい。まずは短い動画で「完視聴率を高く保つ感覚」を身につけてください。

30〜60秒が主戦場

ある程度慣れてきたら、30〜60秒の動画に挑戦。ノウハウ系やハウツー系のコンテンツは、このくらいの長さが情報量と視聴完了率のバランスが良い。TikTokで伸びているアカウントの多くが、30〜60秒をメインにしています。

1分以上は上級者向け

1分を超える動画は、完視聴率を維持するのが難しくなる。ストーリーテリング力や編集力が求められるため、動画制作に自信がついてから挑戦しましょう。ただし、1分以上の動画で完視聴率が高ければ、アルゴリズムからの評価は短い動画以上に高くなります。

方法②:最初の1秒で引き込む

TikTokのFor Youページ(おすすめフィード)では、動画が次々と自動再生されます。ユーザーがスワイプする判断を下すのは、最初の1〜2秒。ここで引き込めなければ、どんなに良い内容でも見てもらえません。

効果的なフックの例

「これ知ってた?」——シンプルだけど効果的。人は「自分が知らないことがあるかもしれない」と思うと、確認せずにはいられない。

「〇〇しないでください」——禁止・否定から入ると注意を引ける。「この食べ方しないでください」「このアプリ使わないでください」のように、日常的なものに対する否定は特に効く。

「〇〇の正解、教えます」——「正解」というワードは強い。ユーザーは「自分のやり方が間違っているかも」と思って見続ける。

ビジュアルフック——テキストに頼らず、映像で引き込む方法。驚くほど散らかった部屋を見せる、完成した料理の断面をアップで見せる、信じられないほど美しい景色から始める。視覚的な「おっ」を最初に持ってくる。

やってはいけない冒頭

「こんにちは、〇〇です」——自己紹介から始めるのは最悪。TikTokではあなたのことを知らない人がほとんど。知らない人の自己紹介に興味を持つ人はいません。挨拶はカットして、いきなり本題から入ること。

カウントダウンやロゴ演出のイントロ——YouTubeでは一般的ですが、TikTokでは離脱の原因。0.5秒の無駄もなく、最初のフレームからコンテンツが始まるようにしてください。

方法③:トレンドを活用する

TikTokの最大の特徴の一つが「トレンド文化」。特定の音源、フォーマット、チャレンジが短期間で爆発的に流行し、それに乗ることでリーチを大幅に伸ばせます。

トレンド音源

TikTokの動画作成画面で「トレンド」に表示される音源は、今まさに流行っている楽曲やサウンド。この音源を使った動画は、アルゴリズムが積極的に配信する傾向があります。

トレンド音源を使う場合、音源の雰囲気に合ったコンテンツを作ること。陽気な音源に暗い内容の動画を合わせても、視聴者に違和感を与えるだけ。音源の「ムード」とコンテンツのトーンを合わせることが重要です。

トレンドフォーマット

「〇〇チャレンジ」や「〇〇やってみた」のような、TikTok特有のフォーマットが定期的に流行します。こういったフォーマットに自分のジャンルを掛け合わせると、トレンドの波に乗りながらオリジナリティも出せます。

たとえば、料理系のアカウントなら流行りのダンス音源に合わせて調理工程を見せる。ビジネス系なら流行のミーム画像に自分のメッセージを重ねる。トレンドの「枠組み」を借りつつ、中身は自分のジャンルで埋める。これがTikTokでの効率的な伸ばし方です。

トレンドの見つけ方

For Youページを毎日10〜15分チェックするだけで、今何がトレンドかは自然とわかります。同じ音源やフォーマットが繰り返し表示されたら、それがトレンド。TikTokの「検索」タブでトレンドキーワードも確認できます。

トレンドには「旬」があります。トレンドが始まってから1〜3日以内に乗るのが理想。1週間経つともう遅い。スピード感が求められるプラットフォームです。

ただし、トレンドだけを追いかけるアカウントにはならないこと。トレンドはあくまで「ブースト」であって、アカウントの主軸ではない。トレンド動画3本につきオリジナルコンテンツ7本、くらいのバランスが理想です。トレンドだけだと「この人、何のアカウントなんだろう」とフォロワーに思われて、フォロー解除の原因になります。

もう一つ、トレンドに乗る際の注意点として「著作権」の問題があります。TikTokの音源ライブラリに入っている楽曲は基本的に使用OKですが、外部から持ち込んだ楽曲を無断で使用すると著作権侵害になる可能性がある。必ずTikTokアプリ内の音源ライブラリから選ぶようにしてください。

方法④:投稿頻度を保つ

TikTokのアルゴリズムは、投稿頻度が高いアカウントを優遇する傾向があります。

理想的な投稿頻度

最低1日1本、理想は1日2〜3本。TikTokはInstagramに比べてコンテンツの「消費スピード」が速い。昨日投稿した動画は、今日にはもう忘れられている。常に新しいコンテンツを供給し続けることで、アルゴリズムの中で「アクティブなクリエイター」としてのポジションを維持できます。

「1日3本は無理」と思うかもしれませんが、TikTokの動画は15〜30秒。撮影・編集合わせて1本15〜30分で作れるものを目指す。クオリティを追求しすぎるより、「そこそこの質で量を出す」方がTikTokでは結果が出やすいです。

バッチ制作のすすめ

週末にまとめて7〜10本分の動画を撮影・編集しておいて、平日は1日1〜2本ずつ投稿する。この方法なら毎日撮影する必要がなく、投稿頻度を安定して維持できます。

TikTokにはドラフト(下書き)機能があるので、編集済みの動画をドラフトに保存しておいて、投稿タイミングで公開するだけ。5分もかかりません。

投稿の時間帯

投稿する時間帯によっても、初動のエンゲージメントは変わります。日本のTikTokユーザーが最もアクティブなのは夜19〜22時。次に朝7〜9時の通勤時間帯と昼12〜13時の休憩時間。この3つの時間帯を狙って投稿するのが基本です。

複数本投稿する場合は、時間を空けること。朝1本、夜1本のように分散させると、それぞれの動画が独立してテスト配信を受けられるため、両方伸びるチャンスがあります。同じ時間帯に2本連続で投稿すると、1本目の動画のテスト配信が終わる前に2本目が配信されて、お互いのリーチを食い合ってしまう場合があります。

方法⑤:プロフィールを整える

動画がバズっても、プロフィールが微妙だとフォローにはつながりません。TikTokのプロフィールは、動画を見て「この人面白い」と思った人が最終的にフォローするかどうかを決める場所です。

プロフィール文

TikTokのプロフィール文は80文字。非常に短い。この中で「何を発信しているアカウントか」を端的に伝える必要があります。

悪い例:「日常のことを投稿してます✨よろしくね🙏」
良い例:「毎日1分で作れるズボラ飯🍳|料理初心者でも失敗しないレシピだけ紹介」

良い例は「フォローすると何が得られるか」が明確。悪い例はフォローする理由がない。

直近の動画の統一感

プロフィールを訪れた人は、直近の動画のサムネイルをざっと見ます。ここにジャンルの統一感がないと「何のアカウントかわからない」と判断されてフォローされない。サムネイルの色味やテキストのフォーマットを統一して、一目で「〇〇系のアカウントだ」とわかるようにしましょう。

方法⑥:コメント欄を活用する

TikTokのコメント欄は、フォロワーを増やすための隠れた武器です。

自分の動画へのコメントに返信する

コメントには積極的に返信する。特に質問系のコメントには丁寧に答えると、「この人はフォロワーとコミュニケーションを取ってくれる」という印象を与えられます。

TikTokには「コメントに動画で返信」という機能があります。これがかなり使える。フォロワーの質問やリクエストに対して、新しい動画を作って回答する。これなら新しい動画のネタにもなるし、コメントをくれた人のフォロワーにも動画が届く可能性がある。一石二鳥の機能です。

他の動画にコメントを残す

同ジャンルの人気動画にコメントを残す。面白いコメントや的確なコメントは、いいねがついて上位表示される。上位表示されたコメントを見た人が、あなたのプロフィールを訪れてフォローしてくれることがあります。

「面白い!」みたいな一言コメントではなく、動画の内容に対する具体的な感想や、追加の情報、ユーモアのあるツッコミなど、「読んで楽しい」コメントを意識する。コメント自体がコンテンツです。

方法⑦:分析と改善を繰り返す

TikTokのクリエイターツール(アナリティクス)を使って、投稿ごとのパフォーマンスを分析すること。特に見るべき数字は以下の3つ。

平均視聴時間。動画の長さに対して、視聴者が平均何秒見ているか。たとえば30秒の動画で平均視聴時間が20秒なら、多くの人が途中で離脱している。冒頭のフックか、中盤の構成に問題がある可能性が高い。

視聴者の離脱ポイント。TikTokのアナリティクスでは、動画のどの地点で視聴者が離脱しているかがグラフで確認できます。離脱が集中するポイントに「つまらない部分」「テンポが悪い部分」がないかチェックし、次の動画で改善する。

トラフィックソース。動画がどこから視聴されたか(For Youページ、フォローフィード、検索、プロフィールなど)。For Youページからの流入が少ない場合、アルゴリズムのテスト配信で十分な評価を得られていない可能性があります。

10〜20本の動画を出したら、伸びた動画と伸びなかった動画の共通点を分析する。「何秒の動画が伸びやすいか」「どんなフックが効くか」「どのジャンルの動画が反応がいいか」。このデータに基づいて、次の動画の方向性を決めていく。感覚ではなくデータで判断することが、TikTokで安定して伸ばすコツです。

すでに育ったアカウントを活用する選択肢

TikTokは確かにフォロワーゼロからでもバズれるプラットフォームですが、フォロワー基盤があるのとないのでは初速が全く違います。ある程度のフォロワーがいると、テスト配信での初動エンゲージメントが高くなり、For Youページへの露出が安定しやすくなります。

「最初のフォロワー獲得に時間をかけたくない」という場合は、AkabuyでTikTokアカウントを探してみるのも一つの手です。ジャンルが近いアカウントを引き継いで、そこから自分のコンテンツを発信し始めれば、ゼロスタートより格段に有利な状態で運用を始められます。

よくある質問(FAQ)

Q. TikTokのフォロワー1,000人にはどのくらいかかる?

A. 毎日1〜2本投稿して、1〜3ヶ月が目安。ただし、TikTokはバズの波が大きいプラットフォームなので、1本の動画が10万再生されれば、そこから一気に1,000フォロワーを超えることもあります。逆に、全くバズらない期間が1ヶ月続くこともある。継続が最大の武器です。

Q. 顔出しは必須?

A. 必須ではありません。テキストスライド、商品レビュー(手元だけ)、風景、ペット、料理の手順——顔出しなしで数十万フォロワーを獲得しているアカウントはたくさんあります。ただし、顔出しアカウントの方がフォロワーとの信頼関係が築きやすく、長期的な収益化にも有利という面はあります。

Q. TikTokとInstagramリール、どちらが伸びやすい?

A. 初速はTikTokの方が圧倒的に伸びやすい。フォロワーゼロでも数万再生される可能性がある。一方、Instagramリールはフォロワー基盤がないと初期は伸びにくいが、一度フォロワーがつくと安定した収益化がしやすい。理想は両方やること。TikTokで作った動画をInstagramリールに転用すれば、1つのコンテンツで2つのプラットフォームをカバーできます。ただし、TikTokのウォーターマーク(ロゴ)が残ったままInstagramに投稿するとリーチが制限される可能性があるので、元の素材から再度書き出すこと。

Q. 投稿のベストタイミングは?

A. 一般的には夜19〜22時が最もアクティブユーザーが多い時間帯です。学生がターゲットなら放課後の16〜18時も有効。ただし、TikTokの動画はFor Youページに長時間表示され続けるため、Instagramほど投稿時間がシビアではありません。それよりも投稿の「質」と「頻度」に集中してください。

Q. TikTokで収益化はできる?

A. できます。TikTokの収益化方法は、PR案件、アフィリエイト(プロフィールのURLから誘導)、TikTok LIVEのギフト、自分の商品・サービスの販売などがあります。ただし、フォロワー1,000人以上でLIVE配信が可能になるなど、一定のフォロワー数が収益化機能の解禁条件になっているものもあるので、まずはフォロワーを増やすことに集中しましょう。